シナモンロールと全粉粒パン
通っているパン教室に、この4月から上級者コースが設けられました。
月1回×5回のコースで、5回とも通えるひとの予約が優先されましたが、単発受講の募集もはじまったので、すぐさま申し込み。
だって、4月に組まれたメニューは、シナモンロールと全粉粒パン!
シナモンロールは夫がいちばん好きなパンなので、きちんとつくれるようになりたかったし、栄養価の高い全粉粒パンもホシノ酵母での配合を知っておきたくて。
しかも、このシナモンロール、何度も観ている大好きな映画「かもめ食堂」に出てくるものと同じかたち。テンションがあがるー。
成形している時も、焼きあがった時も、先生や他の生徒さんと一緒に「可愛いー、可愛すぎる!」とはしゃぎどおし。
今回はアイシングではなく、ポップシュガーを散らして仕上げたので、パン屋さんに売られているシナモンロールよりも甘さは控えめ。でも、教わったシナボンクリームをつけると激甘です。
甘党の夫はシナボンクリーム入りのほうがより好みのよう。今度、アイシングがけのものも焼いてみようと思います。
全粉粒パンはおいしくないものだと思っていたのだけれど、小麦の香りが強くて、私の好きな味でした。ハムとチーズをはさんで食べたら、香ばしくて、甘くて、しょっぱくて、たまらん!
家でも焼きたいな。でも、オーブンの温度を3回調整しつつ、割と長い時間焼かなければならないパンなので、難易度が高そう。気温によって余熱速度が変わるうちのオーブンで、はたしてうまくできるのだろうか。教室でつくったパンとは別物になってしまいそうな気もする……。
そうだ、ずっと前に買ってから1度も使っていないトヨ型で焼こう!
まんまるなサンドイッチを思い浮かべ、うっとり。いいな、いいなー。
こうして、私がつくるだろう全粉粒パンは、ちゃくちゃくと失敗確率を高めてゆくのでした。
復習用にシナモンロールの生地をもらったので、富澤商店やスーパーで材料を揃え、帰ってからつくりました。
正直いって、足が痛くてはやく休みたかったのだけれど、容赦なく膨張してゆく生地よ……。
教室ではトラブルなくつくれたのに、家では苦戦。焼成中、生地に巻いたシナモンがだらだら垂れる。なぜだ。
今回のレッスンをもって、パン教室はお休みすることにしました。
今の教室に通ってから愛用できるレシピも増えたし、以前行っていた大手の教室では生地の手ごねや発酵の見極めかたをていねいに教えてもらったので、しばらくひとりでやってみます。
好きなパンを繰りかえしつくろう。はやく綺麗に成形できるようになりたいし、出来あがりの差も減らしたい。
手持ちの知識では難しいパンを焼きたくなった時は、また教室通いを検討しようと思います。
(クロワッサンやバゲットが私にとっての難しいパンになるのだけれど、食材のコストやストックを考えると、それらはパン屋さんで買うほうがいいかなと、今のところは考えています)
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