発表会での演奏の音源

先日、電話で姉と話していたところ、「ゆずのリア充じみたブログ、読んだよ」といわれました。

リア充。友人が少なく、家にこもりっぱーな私とは縁遠い単語を向けられて、びっくりしてしまったよ……。

でも確かに、たまに外出した日や気まぐれにヴァイオリンをがんばった日、物欲にまみれた日(これはまれでもない)を繋げれば、充実した日々を送るひとに見えなくもない。今後、この現象を、ウェブログマジックと呼びたい。


流れで、姉から、「ヴァイオリンも、5年もやっているんだねえ」と、しみじみとした口調でいわれました。

姉には、ヴァイオリンを習いはじめたころに、ぼろぼろなカノンの練習を聞かせたのみ。

以来、演奏を聴いてもらう機会もなかったので、姉の中で私は、「カノンっぽい曲を拙く弾く妹」のままなんだろうなと思わずにはいられないのでした。……と書くと、今は立派にカノンを弾きこなしていると誤解されそう……。

でも、はじめた頃にくらべれば、私もすこしは上達しているはず。

しかも、手もとにある演奏音源は、上手なひとと演奏した時に録ったもの。ふ、見栄を張るにはぴったりだ。


私「今度、音源をあげておくから、聴いてみてね」

姉「えっ……、別にいい……」

私「あげておくから。ねっ、あげておくからっ!」


姉に、ぜひ聴かせてほしいと乞われたので、今日は、発表会とゆるセッションでの演奏をお送りいたします。

(時間が経ったので今は撤去)

曲名クリックでmp3ファイルが開きます。YouTubeでも埋め込みでもなく、ごめんなさい。


・2014年発表会

♪G線上のアリア(J.S.Bach)

1st・夫とTさん、2nd・私と先生、ピアノ・O先生。


♪カノン(J.Pachelbel)

総勢10人で演奏。私は1st、夫は2ndに入っています。


・ゆるセッション

♪水上の音楽(G.F.Handel)

1st・私とTさん、2nd・夫と先生、チェロ・スタジオのオーナーさん。

この曲を弾く時は、いつも慎重かつゆっくりな出だしになります。なぜ。


明日はレッスン日。先週のレッスンからあっという間に時が経ち、怖い。時間泥棒がいるんじゃないだろか。

ここ数日、夫との合奏とカイザー2番の譜読みを中心に練習しています。

コンチェルト1楽章後半は楽譜なしで弾いてみたところ、まるっと暗譜していて自分でもびっくりしました。

なにこれ、スタンドの仕業?

しかし、機械的に手が動いているだけ。音楽記号や先生からの注意がすっぽ抜けているダメ暗譜。

ともあれ、夫のボウイングを見る余裕が若干出てきたので、すこしずつテンポをあげていこうと思います。


カイザー2番は……、自分が、いかに長いスラーが苦手なのか、あらためて思い知ったのでした。

8音スラーを弾いている最中に1音間違え、その音だけを弾きなおすと、弓が足りなくなる……。

弓があまったり足りなくならないよう、辻褄を合わせるのでいっぱいいっぱい。強弱をつける余裕、なし。

しかも、夫と合奏すると微妙にずれる箇所が。←私がリズム音痴ゆえに。

まずい。明日のレッスンまでにどうにかできる気がしない……。

とりあえず、音量だの表現だのはあとにまわして、聞くに堪えない状態からの脱却を目指します。