クグロフとオニオンブレッド

月に一度のパン教室。今回はクグロフとオニオンブレッドを焼いてきました。

クグロフは、洋酒に漬けたドライフルーツ入りのブリオッシュ生地をクグロフ型に詰めて焼く、クリスマスのお菓子。

仕上げにふりかけた粉糖が、やわらかく積もった雪のよう。

(持ち帰った分には粉糖をかけていないので、岩山のよう)

味は、甘さ控えめの、固めのパウンドケーキといった感じ。

フルーツはレーズンのみでもいいらしいし、型もクグロフ型でなくてもいいそうなのですが、家ではつくらないかも。


個人的には、クグロフの発酵待ちの間につくったオニオンブレッドがヒット。

ハムを巻き込んだ生地にマヨネーズで和えた玉ねぎととろけるチーズをたっぷり載せて焼いたパンは、ピザみたい。

とくに焼きたては、パン生地の表面がぱりっとしていて、中はふっくり。こんがり焼けた玉ねぎにチーズがじゅわーっととろけて、まさに至福の味。

こちらは復習用の生地を持ち帰ったので、夫にも焼きたてを食べてもらうべく、その日のうちに家でも焼きました。

が、スーパーではひと袋6個入りの玉ねぎしか残っておらず(使いきる自信がない)、キャベツとウィンナーに変更。

中に仕込むハムも、先生おすすめのベーコンにしてみました。

これもまた、キャベツの甘みとウィンナーのしょっぱさが合っていて、すごくすごくおいしい!

チーズとマヨネーズの懐の深さに、しばし感動したのでした。

夫も気にいったようだし、成形もとても簡単なので我が家定番のパンとなりそうです。いろんなアレンジを楽しみながらつくっていこうと思います。


パン教室の行き帰り時は、購入したタブレットでコンチェルトニ長調第5番の2・3楽章をずっと再生し続けました。

Rondo Allegretto部分は譜読みをはじめたばかり。あやふやなまま弾いているので、ちゃんと聴いておこうと思って。

(すぐに音源に頼るゆえ、私の読譜力は培われないまま……)

2時間聴き続けたところ、脳内のリフレインが止まりません。