ヴァイオリンレッスン
10月28日 ヴァイオリンレッスン
発表会が終わったので、今日は教則本の曲を中心としたレッスンでした。
レッスンに入る前に調弦をするのだけれど、先生から、「そろそろ音を出しながらペグを回せるようになりましょう」といわれました。←何度目だろう。
今までも時折いわれていたのだけれど、弓を動かしながらペグを回すことができず、ぼろんぼろんと弦をかき鳴らしては先生にいわれるがまま、ペグをかっこんかっこん動かしていたのでした。
ペグが固くて動かない時は先生が調弦してくれていたので、正しい音が聞き分けられないばかりか、ペグを回す行為さえろくにできないまま5年が経ってしまったという……。
家で、すこしずつがんばってみようかな、と思います。
今回は、A線のペグがなかなか動かなかったので先生が調弦してくれたのだけれど、「この楽器、弾きやすいですね」といってもらえて嬉しかったです。
♪コンチェルト ニ長調 No.5(F.Seitz op.22)
ザイツの「コンチェルト ニ長調 No.5」第1楽章の後半から。
ほぼ32分音符で構成されていて、移弦も多く、右手と左手のどちらかが転ぶと動きが噛み合わなくなったり、夫と音形を揃えるのが難しかったりで、修了まで当分かかりそうだと感じています。
曲を弾く前に、ニ長調の音階を三連符で。2拍目と4拍目のアップを意識するといいのだそう。
続いて同じ音階を、タータタのリズムで。こちらにも意識して弾く拍があるとのこと。
音階のあとに、tranquillo e dolceから夫と一緒に通しました。
夫と合奏すると途中から音がばらけてくるため、今回は音形の統一を中心にみてもらいました。
各々、苦手とする箇所で演奏がわずかに遅くなったり、(あと、これは私のみの問題だけれど)だんだん速くなったりですこしずつずれていくみたいです。
まず、32分音符部分をひとりずつ弾いてそれぞれの問題点を洗い出し、修正に向けて練習しました。
レッスン前より音形が統一されてきたところで、ラミドミラミドミシミレミシミレミの部分を集中的に。
ひじは使わず、手首のみで弾く。縦に円を描くように。
続いて、重音部分。ここも合奏時に揃っていないので、分解して練習することに。
音符の下部分、ラドドド・シレレレの部分のみを開放弦で弾く。
同じ部分を楽譜通りの音で弾く。
音符の上部分、ミーミミ・ミーミミの部分のみを弾く。
それぞれのテンポを覚えたところで、上下を合わせる。
抜き出して何度も弾くうちに、合奏のずれが減っていきました。
忘れないうちに練習して、身体に覚え込ませたいです。
曲の最後にある重音部分についても念入りにみてもらいました。
ここは第1楽章の終わりなので、最後の1小節とその前の小節の間にはほんの少しの間を入れること。その際、ザッツを出して、確認しあうこと。
ザッツを含めた練習を数度こなし、32分音符以降を通しました。
第1楽章をひと通り終えたので、第2楽章Andante cantabileへ。
家では譜読みをはじめたばかりの楽章で、まだちゃんと弾けていません。
1ページ目はテンポは遅めで重音もなく、1楽章の後半よりやりやすそうと思っていたのだけれど、実際に弾いてみるとリズムをとるのが難しい。
レッスンでは、はじめに、楽典記号について説明を受けました。
espress.には表現豊かに、という意味があるので、pでも全弓を使って。
1ページ分を通したあとに、できていなかった箇所や曖昧な箇所を、順を追って集中的に練習。
ごまかしごまかし弾いている部分を「ひとりずつ弾いてみてください」と指示され、びくびく。
「弾けるかな」と呟く私に、「弾けなくてもいいので、今日は、リズムを覚えて帰りましょう」と先生。
とくに、4分音符から付点8分音符、16分音符、付点8分音符へとつながってゆくフレーズ。臨時記号も入り乱れていて混乱していたのだけれど、丁寧に何度も練習することでだいぶ慣れてきました。
今日は、piu mossoやtranquilloには従わず、一定のテンポで。
速度66で、家で練習するようにと宿題が出されました。
♪カイザー1番(kayser)
久しぶりのカイザーです。
レッスンではどのくらい前にやったかな、とレッスン記録を遡ってみたところ、最後に弾いたのは8月。
今回は、4分音符70(くらいの速さだったと思う)、3連符で。
通したあとに先生から、8分音符のffは弓を倒しすぎず、弓幅を狭く使うよう注意されました。
以前にも、ffの弾き方について指摘を受けていたのでした……。
あとは綺麗に弾けているので大丈夫とのことで、3連符は終了の雰囲気。
ここでちょうどレッスンが終わったのだけれど、次回、カイザーは1番のままで弾き方を変えるのか、2番に進むのかを聞き忘れてしまいました。
11月は中旬頃から夫の仕事が忙しくなりそうなので、レッスンは上旬に1回のみ入れることに。
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