発表会の感想
今年の発表会も、無事に終わりました。
「G線上のアリア」は練習中に落ちたことはなく、当日のリハーサルでも先生から「完璧です」と評されました。
気楽な気持ちで本番に臨んだつもりなのだけれど、演奏中、指がかすかにふるえて、「あれ? 私、緊張している?」とようやっと気がついたのでした。
頭の中は割と落ち着いているのに身体はこわばっていて、なんとも不思議な感じ。
音が小さくならないようにしよう、音程がずれやすいところは気をつけよう等、こちゃこちゃ考えているうちに、どこを弾いているのかわからなくなって……。
それまでなんとなく眺めていた楽譜を食い入るように見つめ、該当する音を出そうとしたものの、すでに手遅れ。
2小節近く落ちてしまいました。
予想していなかった失敗に、今も呆然。
余裕を持って準備をすすめ、練習を重ねてきたけれど、慢心があったのだと思う。
いつもできていたことが、いちばん大事な時にどうしてできなかったのだろうと、悔やんでも悔やみきれません。
でも、演奏を聴いてくださったsskさんとsskさんのパートナーさんからいい演奏だったといわれ、救われました。
カノンは、上手な方と一緒だったのでのびのび楽しく弾ききることができました。
ここ1、2ヶ月、レッスンでは発表会の曲を中心にみてもらっていたので、発表会が終わった今、燃え尽き状態。
私のモチベーションはいったいどこへ。
これから、新たな目標を探したいです。
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