ヴァイオリンレッスン
ゆるセッションの日程に合わせ、レッスンを6月前半に集中させていたので、かなり久しぶりのレッスン。
モチベーションは依然あがったままで、この3週間、毎日1時間半から2時間の練習をこなしてきました。
2日ほど休んでしまったけれど、私にしてはがんばったと思う。
今日の目標は、篠崎教本2巻の第1部を修了させること。
カイザー1番をうまく弾いて、ほかの奏法を教わること。
でも、新しい教則本の譜読みに没頭するあまり、「G戦上のアリア」をほとんど練習していませんでした。
レッスン当日に、あわててキコキコ。いろいろ忘れている……。
♪ハ短調音階・分散和音
ふふふ、ハ短調は飽きるほど弾いたなー、余裕のよっちゃんだなー、とこっそりほくそ笑んでいたところ、「では、スタッカートで弾いてみましょう」と指示されました。
私、レガートでしか練習してこなかったよ……。
レガートがスタッカートになっただけなのに、なぜこんなに不安になるのでしょうね。
夫の音程に不安定な部分があって、先生に細かくみてもらうために、ひとりずつレガートでも弾きました。
♪舞曲(Hohmannより)……合格
先生から「この曲は(レッスンでみるのは)何回目でしたっけ?」と聞かれて、3、4回目だと答えたら、「そんなにやっていましたか!?」と驚かれました。
私たちが上パート、先生が下パートで、繰り返しもいれて楽譜通りに通し。
8分休符と符点4分音符直後の音が、夫の演奏と揃わない……。
「もしかしたら、前回にもいったかもしれませんが」と前置いて、8分休符中の弓の動きを説明する先生。
本当だ、同じ内容がすでに教本に鉛筆書きされている!
合奏の縦を揃えるには8分休符が出るたびに1、2と数えてから動くこと。
符点4分音符も1、2と数え、3拍目は弓を止めて、次の音へ。
本来は3拍だけれど、弓がもたついて音がばらけるなら3拍目は休符にして準備するほうがいいのだそう。
先生が要所要所で出してくれる「1、2」のカウントに合わせて弾いたら、だいぶ揃うようになりました。
カウントなしでも弾けるようになったところで、「この曲は、これでいいのではないでしょうか」と先生。
3、4回目だから、おまけしてくれたのかもしれません。
とりあえず、以上で篠崎の第1部が修了。
カイザーのみ、続きます。
♪カイザー1番(kayser)
ふふふ、この曲は飽きるほど弾いたなー、余裕のよっちゃんだなー、とこっそりほくそ笑んでいたところ、速さは最低でも70は欲しい、と要求されました。
私、そんなテンポでは弾いてこなかったよ……。
70の速度で、ギコギコ必死に弾きました。
かなり険しい顔になっていたと思います。
最低でも、ということは、もっと速くなるということ?
震えが止まりません……。
「強弱をつけてきたのはいいですね」とほめられたものの8分音符のfは弓を短く使いましょうとのこと。
E線の開放弦のみでfとpを交互に弾く練習をしました。
加えて、この曲はレガートではなくデタッシェで弾いたほうが勉強になるとのこと。急遽、デタッシェで。
これはもう、私の練習してきたカイザーとは別物だ……。
クレッシェンドとデクレッシェンドが指示された小節の、小さい音と大きい音、その直前の音の大きさを、相談して統一しました。
また、最後にある3拍のドは、弓が足りなくなるので、気持ち弓を引き寄せてから弾く。
家では70のメトロノームに合わせて練習。
♪左手の練習
新しいバイオリン教本3にはいりました。
いちばん最初は、ソラソラソラソラ、ラシラシラシラシとG0からE4までを8音スラーで繋げる練習曲。
1・2・3の指は、記号に従って、弦から離さないように。
E4まで上ったら、今度はG0に向かって下る。
すべてこなすと8段に。レッスンで弾くと時間をとられてしまうので2段ずつすすめることになりました。
家では8段で練習するべきか、2段を集中して練習するべきか。
♪コンチェルト ニ長調 No.5(F.Seitz op.22)
(ここから先はレッスンからだいぶ日が経って書いたので、記憶が曖昧)
この日は半ページ分(1楽章の4分の1)をみてもらいました。
曲を弾く前に3つの音を使った重音の出しかたを教わりました。
(E線のファ+A線のラ+D線のレ)
まず、いちばん低い音であるD線のレを単音で弾き、すぐにA線のラ+E線のファの重音を弾くのだそう。
さっそく弾いてみる私たち。――ジャジャーン。
うわー、なにやら、ものすごくヴァイオリンっぽい音が出た!
「ヴァイオリンっぽい」「ぽい」と何度も重音を弾く私たち。「ヴァイオリンぽいですよね」と頷く先生。
3重音の謎も解けたところで、次はテンポ決め。
この曲は3連符の連なる箇所がたびたび出てくるのだけれどAllegro moderatoだと私たちには厳しい……。
3連符を弾く速さに全体を合わせて調整。70前後となりました。
ゆっくりめではあるけれど、1楽章の後半はほとんど16分音符で構成されているので、このくらいで……。
速さも決まったところで、ひとまず半ページ分をふたりで演奏。
いつもはその演奏をもとに先生が直すべきところを探し、分解して練習するという流れになるのだけれど、「あれ、この曲、とてもよく弾けていますね」と評されました。
弓の使いかたも、問題ないそうです。
強いていうならば、f(risoluto)で弾く、レーー・ソーーのソーーが、ダウンのレーーよりも弱いので、アップも強くなるよう意識しながら弾くよう注意を受けました。
あとは、2音スラー+1音の3連符。スラーの2音目は音を短く、弓を止める感じに弾くといいとのこと。
それから、教則本に、弓もと近くに印がついた図が描かれていたのだけれど(ここで弾くよう指示された)、これは、イラストよりも上の段を指しているのか、下の段を指しているのか。わかりやすく書こうよ、私。
他に大きな問題は見つからなかったのか、「うん、これはよく弾けている流れのような……」と呟く先生。
次は、同じ曲の続きを予習するつもりでみるか、それとも「G線上のアリア」を練習するかを問われました。
私はもうすこし先まで譜読みしていたのだけれど、夫がまだみていなかったので、「G線上のアリア」へ。
♪G線上のアリア(J.S.Bach)
1st・夫、2nd・私、低音パート・先生(ヴァイオリン)で通しました。
2ndのC部分を低音の動きと合わせるようにと、先生と私とで丹念に弾き直し。
夫のほうも小さな注意点がひとつ、ふたつほどありましたが(このあたり、記憶が曖昧になっています)
この曲は、これで大丈夫でしょうと太鼓判を押してもらいました。
発表会が近づいたらまた集中してみてもらうことになるかもしれないけれど、ひと段落ついたみたい?
次にみてもらうアンサンブル曲も、考えておいたほうがいいかも。
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