ヴァイオリンの練習記録

♪ハ短調の音階・アルペジオ

上りはナチュラル、下りはフラットに変えて弾く音があって、気を抜くと間違えるので注意。


♪舞曲(Hohmanより)

音階を弾いている時は大丈夫なのに、同じ調のこの曲を弾いていると、左親指が痛む。

前半部分の反復練習をしている時にそうなるので、ハーフポジションと1stポジションの行き来の際、親指に負担がかかっているのかな。

あるいはネックの支えかたが悪いのかも。先生に聞いてみようと思います。

本当は、もっと時間をかけてたくさん練習したいのだけれど、親指が痛むと、他の練習に取り組む気力が減ってしまうため、毎回、3、4回しか弾けておらず、あまり上達していません。


♪カイザー1番(Kayser)

スラーがなく、無心で弾けるからか、ついこの曲ばかり弾いてしまいます。

弾き間違いもほとんどなくなり、強弱やアクセント等に気を配る余裕も出てきました。

夫から「カイザー、上手くなったね。pやfも弾きわけられているよ」とほめられ、うへへー、と身をくねらせる私。夫、カイザー以外の曲についてはまったく触れず。

ダウンの音が重く、逆にアップの音が軽いと先生から指摘を受けているので、ダウンは重力にまかせ、アップはそれより強めに弾くように意識しています。

でも、自然に弾けていないのでしょう、アップの音がなんだか大げさに聞こえる……。


♪左手の練習

新しいバイオリン教本3のいちばん最初のページにある課題。

番号+波線の指示、ヴァイオリンをはじめた時によく見かけたな、と懐かしい気持ち。

しかし、1番・2番・3番を正しい位置に据えたまま4番を弾く、ごく当然の動きが、がちがちに固まった指(水かき?)の持ち主である私には、結構きついな。

1ページ分、8音スラーでピロピロ弾いているうちにだんだん虚ろな眼になってゆく。

何もできていないくせに、すでに飽きている……。

新しい教則本を胸に「難しそうだけれどがんばって練習しよう」と決意した私は何処。

(そもそもそれからそんなに時間も経っていない)

基礎練習を、ていねいにこなせるひとになりたい。


♪コンチェルト・ニ長調 No.5(F.Seitz op.22)

5ページに渡る曲を弾くのは初めてのような……。

1ページ半を譜読みしてみたのだけれど、気がつけばボウイングが逆になっていたり、臨時記号に戸惑ったり、曖昧なリズムのまま弾いていたりと、我ながら適当感に満ち溢れていて、練習しているとはとてもいえない状態。

はじめはrisoluto直前まで(半ページ分くらい)をテンポを落としつつもメトロノームに合わせて弾けるよう、がんばりたいと思います。

ちらっと見たところ、とくに、最後の章が私には難しそうで、全楽章が弾けるようになるまで、かなりの時間を要するかも。

それは覚悟しているのだけれど、この教則本、買って間もないのに、やさしく扱っているのに、表紙が丸まりはじめている……。

厚みのない本だから、時間をかけずに終えることを前提としたつくりなのだろか……。

私が修了するまで、きっと2、3年では済まない。それ以上保ってくれないと困るー。