ヴァイオリンレッスン

教則本ですが、新しいバイオリン教本3に進むことになりました。

レッスン時間は90分あるので、前半に教則本(独奏が中心)を進めながら、後半は好きな曲(アンサンブル)をみてもらうことに。

「わあ、どんな曲がいいかな」とわくわく考える私に、「『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を弾きたいっていってなかった?」と夫。

家では確かにそんなことをいったけれど、ネットで楽譜を探し、「難しそうだから無理だよ……」と首を振ったのは夫なのに。

レッスンで挑戦してもいいということ?

首を傾げる私に、先生が「大丈夫ですよ、以前発表会で弾いた『若い翼』の弓跳ねも役に立ちますし」と第1楽章の1stと2ndのパート譜をコピーしてくださいました。

私たちが弾いてきた中では、断とつに黒々とした楽譜。

「テンポは速いけれど、音は『水上の音楽』のほうが難しいんですよ」と先生はおっしゃいましたが、とてもそんな風には見えない……。

でも、弾けたらいいなと憧れている曲。がんばってみたいです。

「難しかったらやめればいいんだよ!」と夫にいったら、先生に笑われてしまいました。

来月は、「G戦上のアリア」や練習会で弾く曲が中心になりそうなので、新しい教則本も、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も、7月以降になりそう。

練習は大変そうだけれど、弾きたい曲にすこしずつ手が届くようになってきて、嬉しい。


後日、近所の楽器店で新しいバイオリン教本3を手にとり、ぱらぱらめくってみました。

音符がちいさく、リズムも複雑になっていて、重音もたっぷり。

これ、私たちに弾けるのかな……。数年かけたらなんとかなるのかな……。


練習会は6月18日なので、6月3日・10日にレッスンの予約を入れました。

教則本はお休みして、練習会で弾く、「カノン」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「水上の音楽」「G線上のアリア」を(できればヘンデルの「ラルゴ」も)復習(+予習?)したいと思います。


レッスンメモ


♪変ホ長調音階・アルペジオ


♪菩提樹(F.Schubert)……合格

休符のタイミングを揃えましょうとのこと。前回も、同じ指摘を受けていたのでした。

一緒に弾いているひとにテンポ感を伝えるために、もっとブレスすること。

ブレスを意識しながら、何度か通しました。

必死に音符を追っていると、呼吸を忘れる。


♪舞曲(Hohmanより)

5小節目、fからpへ切り替わる直前に4分+8分休符があるのだけれど、ここでクッと8分休符を感じて、次の8分音符をはっきり発音させること。

また、スラー中に移弦すると音が途切れて聞こえるところをまだ直せていないみたい。

あとは、ダカーポのあとにきっちり音が揃うよう、8分休符の時にブレス。

この時のブレスはAllegro risoluto(快速で活発に)のテンポ感で、素早く、力強く。

息を吸ったあとで、弓を戻す。置いたままにしない。


♪カイザー練習曲・1番(Kayser)

1回目でした。

音を間違えないように弾くのでいっぱいいっぱい。指示記号に従えていませんでした。

もちろん、先生からの駄目だしもいっぱい。


・ダウンのみに力が入っているので、アップも同じように弾けるように練習すること。

 4拍子の曲だけれど、2拍子で数えながら弾くとダウンアップが意識しやすくなる。

 練習方法:アップから開始するボウイング。タン・タ・タ・タ・タ・タ。

・fとffは、弓圧、スピード、使う弓幅で弾きわける。

・アクセントを忘れずに。

・シャープをつけたあと、ナチュラルに戻せていない音がひとつあるので気をつける。

・キープする指、弓配分、音程についていくつか注意。


♪G線上のアリア(J.S.Bach)

2ndパートに決まった私ですが、メトロノームがなければテンポが揺れてしまいます。

このままでは、客席に音なしのメトロノームを置かなければならない……。

(sskさん発案)

「でも、本番ではチェロやピアノがベースラインを弾くから大丈夫じゃない?」と夫。

リズム音痴な私がベースラインで拍を数えられるだろうか、と思い悩んでいたところ、先生がヴァイオリンをピッツィカートで掻き鳴らして、本番の時に流れるベースラインをつくってくれました。

その音に添い合わせてみたら、あれ、数えられる……。

先生からも「大丈夫、ちゃんとハーモニーができていますよ」といってもらえました。

Aは注意されることもほとんどなくなったのだけれど(気になるところがあったら止めますね、と先生にいわれて通すも、止まらず進める)、Bが怪しく危ない感じがするのだそう……。

1stは、ソーーファミレドーシがソーーファミレドシになってしまっていたので修正。

2ndは、ナチュラルなのにシャープに聞こえる音があると指摘されました。

A線のハーフフィンガーから指を伸ばしてD線の2番を弾く際、もっと音を高くとも。

Cは、リズムも上下パートも合っているけれど、繋がりをもっと意識して、それぞれのパートが弾くフレーズがひとつの旋律になるように弾きましょうとのこと。


シドシドレ(ミー)ドシドレミ(ファー)レドレミファ(ソー)レミ……


括弧部分が1st、そのほかが2ndだけれど、このようにひとつに聞こえるといいそう。