ヴァイオリンレッスン
いつもレッスンは20時からなのだけれど、今日は夕方に90分の空きができたそうで、17時からのレッスンでした。
おひさまが眩しい。
春もののお洋服へと衣替えした先生に、6月の練習会に参加したい旨をお伝えしました。
私たちが弾くのは「G線上のアリア」と「カノン」の2曲になるでしょうかと確認したところ、「ラルゴ」、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、「水上の音楽」も弾く予定なのだそう。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」や「水上の音楽」は発表会で弾いたことがあるけれど、今も弾けるかな、と心配する私たちに、「弾きたいものだけ参加してもらえれば大丈夫ですよ」と先生。
曲ごとに弾きたい生徒さんを集め、その場で練習するのだとか。
どの曲が弾けそうか、今までの楽譜をひっくりかえしてみます。
低音の弦つきでアンサンブルできる機会は貴重なので、できれば記念に演奏を録音したいなー。
先生は、こうした練習会を通して、生徒さん同士が交流できたらいいなと思っているのだそう。
年1度ほど、このような会が開けたらとおっしゃっていました。
今日はもうひとつ、教則本について相談しました。
もうすぐ篠崎バイオリン教本の2巻・第1部が終わるのですが、第2部は短縮版カイザーと曲集となっています。できれば、カイザー全部と2巻にはないけれど、ポジション移動を時間をかけて学びたいと、要望を出しました。
篠崎では、ポジション移動は3巻で出てくるので私も夫も2巻の次は3巻に進むのだとばかり思っていたけれど、先生は、篠崎3巻を使って教えてはいないそうで、他の生徒さんの多くは篠崎2巻から新しいバイオリン教本3巻へ進み、そこでポジション移動を練習するとのことでした。
次の教則本は先生がいろいろと探してみてくださるそうですが(ふたりレッスンなので、二重奏のできる教則本がいいと思っていらっしゃるのかな、と思う)、新しいバイオリン教本へ進む可能性もあるのかも。
カイザーはすべてするにこしたことはないけれど、苦手なところや必要なところに合わせて進めるのが、先生のおすすめのようです。
とりあえず、カイザー1番につき18通りの弾きかたがあるので、そのパターンを覚えるためにも、1番にとりかかることになりました。
レッスン中、「G線上のアリア」のパートわけも決まりました。
どちらがいいか、先生から希望を聞かれましたが、ふたりとも1stでも2ndでもよかったので(どちらかといえば、双方とも2ndを希望している)、先生に決めてもらうことに。
私と夫とでそれぞれパートを交代しながら、はじめから4、5小節までを合わせました。
どちらもいいけれど、夫が1st、私が2ndのほうが、いい感じに聞こえたそうな。
「では、そうします」とうなずく私たちに、先生は「こんなに簡単に決めてしまっていいんですか?」とおろおろ。
結局、昨年の発表会では私が1stを弾いたことが決めてとなり、今年は夫が1stとなりました。
今月18日のアンサンブル練習会、sskさんにお願いして、「G線上のアリア」の練習に付き合っていただけることになりました。
当日は夫も参加予定なので、1st、2ndそれぞれに、拍が数えられるひと(私以外のふたり)を入れられる!
(でも、2ndに決まったので、積極的に2ndを弾かせてもらおう……)
この機会に、両パートの旋律の流れや重なりを確認できたらいいな、と思います。
当日がすごくすごく楽しみ。
10日前になっての相談に、こころよく応じてくださったsskさん、ありがとうございます。
以下、レッスンのメモ。
♪変ホ長調音階・アルペジオ
・D線3番のソが低いので、もっと高めに。……毎回同じ指摘をされていますね;
教えなおしてもらうたびに「そうだった、こんなに高い場所だったんだー」と思いだします。4番を押さえた指の下に添えるくらいの高さで。
・A線2番のドもすこし低いので高めを意識する。
・音程をなおしたあと、クレッシェンドとデクレッシェンドを加え、強弱をつけて弾きました。
♪菩提樹(F.Schubert)
・ファー(8分休符)シの休符のタイミングを揃える。ファー(移弦、1・2と数え、ブレス)。休みの間も弓を弦にのせたままだと次の音を弾きはじめた時に自然な音になる。
・3連符は左指で大切につくり、弓は使いすぎないようにする。リズムは、ターラ・ララララー。←ターラにララララーを寄せて、といわれたような……?
・ミーシソ(シラファ)ミー(括弧部分は3連符)。ミーを弾きながらシ♭を準備、シソの移弦はコンパクトに弓を使い、3連符1音目はテヌート、弓を多めに使い、強めに。
♪舞曲(Hohmanより)
・リズムは問題なしとのこと。
・アレグロ・リゾルートのリゾルートは「決然と」という意味なので、冒頭部分・ドーソーラーファミレ(8分休符)ソーは弓にスピードをつけ、きびきびと弾く。最後のソーは言い切る感じ。
・5小節目4分休符+8分休符はイチ・ニと数え、移弦。次のミの1音は立ち上がりハッキリ。
・左手に力が入っているからか、右手にも緊張が伝わってしまっていて音が固い。右手はリラックスさせて。
・15・16小節目、レドシドラーーーにクレッシェンド。だんだん盛り上げてゆく。
・19小節目、レドシレは、おさめるように。
・22小節目、シミレドのシに響きを持たせる。理由を説明してもらったのですが、わかりやすく書く自信がないので、省略。
・スラー中に移弦がある時、音が途切れて聞こえるので、指の準備と、弓を弦から離さずに移弦。
・はくあたま、と謎の言葉が教則本に……。移弦後、拍頭の音をはっきりと出すといったお話だったと思う……。
♪G線上のアリア(J.S.Bach)
1st
・A・1小節目から2小節目にかけてのファーーーーーーーーにクレッシェンド。
・A・2小節目シソミレドシのシソは全弓で。しかし力まないように。
・この曲は冒頭4小節の旋律がとくに有名で、お客さんにもよく聴かれるところでもあるので、とくに気を遣いがんばって弾きましょう。
2nd
・A・3小節目のドシドーラドシ、ダウンボウが重く聞こえる。動きだしは、アップを強めに。
・A・5小節目のソ♯、低く聞こえるので高めを意識。
・C・1小節目と3小節目のクレッシェンド、まだまだ音の強弱がつけられていないみたい?
・C・3小節目、シドシドレードシドレミー、ほんのすこしだけ早くなっているところがある。あせらず左でリズムをとる。
・C・4小節目のファーレミシとひと弓で弾く部分、ファーの時に弓を使いすぎているせいか、苦しそうに聞こえる。弓幅はそんなに使わなくてもいいので、節約。
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