だらだら

発表会が終わってから、あきらかにの練習量が減っている……。

6月くらいからずっと発表会の曲にとりかかっていたため、教則本を開くのも久しぶり。

なかなか合格をもらえない「ドナウ河の漣」も久しぶり。まったく嬉しくない再会……。

発表会を終えたあとって、自分がひとまわり成長したように感じるけど、教則本に戻ってくると、あれは気のせいだったのかもと我にかえります。


私たちは1回90分のレッスンを月2回受けているのだけれど、教則本の曲を4曲くらい練習しておかないと時間があまってしまいます。

(たいがいはアンサンブルの曲が後半30分に入ってくるため、そういったことはほとんどないのだけれど今は教則本に集中したいので)

そんな時は先生が「練習するつもりで弾いてみましょう。初見の練習にもなりますし」と

気遣ってくださり、未開の曲を弾くことになるのだけれど、初見能力0の私たちの演奏は、

もうもうもう、ありえないくらいに酷い。否、演奏にすらなっていない。

そんなわけで、弾きこむほどでなくてもあと数曲はさらっておこうかとページをめくってみる。

ダンクラの「ポロネーズ」とコレルリの「ラ・フォリア」がでてきた!

なんだか「ヴァイオリンを習っています」といった感じの曲で、嬉しい。

ほくほくと曲を弾きはじめるも、なかなか最後まで進めず。あれ? この曲って難しい?

ひとまず楽器を置き、CDで「ポロネーズ」と「ラ・フォリア」を再生してみて……戦慄。

速い、音が細かい、シャープとナチュラルが入り乱れていて指使いが複雑!

「ドナウ河の漣」で立ち止まっている私たちにはかなり厳しいレベルでした。

でも、短調の曲はヴァイオリンらしさもぐぐっとあがって、わくわくします。

もうすこし進めば弾きがいのある曲も増えそうで楽しみ。がんばりたいです。