フィッティング交換

新しい曲が3曲はじまるからがんばろうと思いつつも、練習できていません。

個人レッスンの方は、ひと月に2回×1時間半でみてもらっているのですが(月の終わりに先生と予定をすりあわせ、翌月のレッスン日を決めています)、11月は、夫の仕事がたてこんでいるのと先生の演奏会のリハーサルの都合で、後半2週間に集中。

レッスンもしばらくないし発表会も(落ちたけど)がんばったし、すこしだけのんびりしようとぐうたら過ごしていたところ、いつの間にか暦は11月へと変わっていました。

時間泥棒が私の時間を盗んでいるとしか思えません。

さすがにこのままではまずいので、昨日からぼちぼち練習をはじめています。


弾いていて混乱しないよう、あるいは途中から弾くことを指示された時にすぐに動けるようにと、譜面に弓の上げ下げ記号を書きいれているのだけれど、「メヌエット第2番」に抜けや間違いが。

すぐにでも修正するべきなのに、面倒で、ごまかしつつ弾いている状態です。

今日こそ直そう。絶対に。

(毎朝そう思ってる……)

「主よ、人の望みの喜びよ」は似た旋律が続くからか休符がほとんどないからか、長く感じます。

ナチュラルとフラットがぽこぽこ出る箇所もあやふやなまま弾いています。これも今日中に整理。


メルはフィッティングを替えるために、夫のヴァイオリンともども先週からMAGICOに滞在中です。

(ここのところ、練習はサイレント・ヴァイオリンのお世話になっています)

いつか替えたいねといい合いつつ、なかなか実行に移せずにいたのだけれど、夫は新しい楽器を購入した記念に、私はクリスマスプレゼントがわりにとふたりで替えることに。

アジャスターが組みこまれたテールピースにするか、ボガーロ&クレメンテ社のフィッティングにするか(夫は最初からボガーロ&クレメンテ社のフィッティングに決めていました)、他店にあったスワロフスキー付きフィッティングにするかかなり迷ってお店の方に相談しました。


・アジャスターが組み込まれたテールピース(木製)は強度が足りず割れることもあって危ない。

・つけるなら、ウィットナー社のチタン製(まっくろでごつい……)が安全。

・スワロフスキー付きのペグ(チェロ用)はあるけれど、石が外れたり溝が汚れたりすることも。


いろいろとお話を伺って、ボガーロ&クレメンテ社のフィッティングに決定。

フェルナンブーコ材に惹かれつつも最終的にローズウッド材を指定しました。

今つけているのもローズウッド材ではあるのだけど、ボガーロ&クレメンテ社のそれは上等なチョコレートみたいで蜂蜜色のメルに似合っていたので。

金具の部分が黒なのも、指板の色と合って好みです。

ただ、私の希望しているブラックリングパーツの在庫がなく、海外から取り寄せてもらうことに。

期間がどのくらいになるのかわからないので、メルもいったん帰宅する予定。

なお、夫のヴァイオリンへの交換作業は始まっています。変身ぶりか楽しみ。