3rdポジションのその後と、音楽用語辞典
3rdポジションの練習ですが、日々、繰り返して弾くうちに、すこしずつすこしずつ、慣れてきました。
気が緩むと3rdに上りそびれたり、時々、ソを弾く時にE線に指が伸びかけるけれども。
3rdポジションのみの音階と1stと3rdの両方が入った音階を練習するのも、自分の楽器ではあまり弾くことのなかった高音が聴けて、なんだか楽しい。鼓膜のあたりが、微かに、ピリピリピリピリと震えるのが不思議。
ただ、1stと3rdの間をひたすらいったりきたりする練習曲が、綺麗に弾けていません。
スラーが入っていると、ポジション移動の間にグリッサンドのような音が出てしまうし、3rdの3番から1stの3番へと下る時と、3rdの4番から1stの4番に下る時の音程が、とっさにきちっと整えられず。
(酷いのは下りですが、上りも1st3番→3rd3番、1st4番→3rd4番が怪しい……)
どの指もそうだけれど、とくに3番・4番は、1stと3rdとで指の開き加減がだいぶ変わるからか、自信を持って一気に指を置けません。
演奏時は、ネックの下にある親指を移動させる感覚を手がかりに弾きたい音にあたりをつけていましたが(そうしてから全体の指のかたちを整えていたと思う)、こうして意識しながら練習していると、その弾きかたでよかったのか、不安になってくる……。
1stポジション・3rdポジション間を移動する時、他のひとはいつ、指の間隔を整えているのかな。
疑問は残るものの、ゴセックの「ガボット」の譜読みは順調に進んでいます。
初日は3rdポジションに戸惑ったけれども、練習を重ねていくうちに、指がなめらかに動くように。
(そうして調子に乗っていると、3rdポジションに移動し忘れたり……)
A線からE線に移弦してからレを弾くと音程が合わない時があるので、精度をあげていきたいです。
慣れてきたとはいえ、未だあれこれ考えながら弾いている状態で、練習のあとはおなかがぺこぺこ。
楽器をしまい、湯たんぽに寄りかかりながらくず湯を飲むのが、このごろの楽しみです。
ところで以前、発想標語を調べるために「楽典-理論と実習」を買ったのですが、私には内容が高度すぎました……。
音楽を学んでいるかたは、この本を紐解き、理解し、習得しているわけで……、すごすぎる。私からみれば超人です。
発想標語については索引が見あたらず、調べるのが大変かなと感じたので、新たに「音楽用語楽典」を購入しました。
音楽用語、発想標語、音楽人名の3部に別れており、用語も多く、索引もあるので探しやすいです。
発想標語編のページの一部を、写真に撮って載せておきます。(写真右)
ちなみに、本の下に置いてあるのは教則本に載っている「ガボット」の楽譜なのですが、スタッカートとスラーの記号が笑っているひとのようで、可愛らしくて、誰かに見せたくなりました:)
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