ヴァイオリンを弾く上での、生涯の目標

今冬は、図書館で予約していた本を読んだり、借りてきたDVDを観たりと、のんびり過ごしています。

第5シーズンまで観て放置していた「デスパレードな妻たち」の続きにとりかかったり、「パンとスープとねこ日和」を繰りかえし、眺めたり。

かもめ食堂」も「パンとスープとねこ日和」も好きなので、同じスタッフによって作られた「すいか」と「めがね」も観たいな。新しい海外ドラマも開拓したい。そうだ、そろそろ冬ドラマの録画予約を入れよう。

テレビを軽く流し観ながら、リビングの卓袱台(うちはごはんの時もくつろぐ時も卓袱台です)でこまこまとした用事を片づけるのが好きです。


今年、したいこと。

DVDをたくさん観ること。

昨年に引き続き、ヴァイオリンの練習を、週4、5回、40分ずつは行うこと。

今年は3rdポジションをしっかり弾けるようになりたいので、音階練習に力を入れてがんばりたいです。


新年だからというわけでもないけれど、時々、断片的に考えることを、整理するために書き出したいと思います。


ヴァイオリンをはじめてから、ゆっくりなペースではあるものの、できることが増えてきました。もちろん、これからも増やしていきたい。

教則本の曲の難度があがってきて。弾ける曲のレパートリーがすこしずつ広がってきて。そうしたことを実感するたびに嬉しくなります。でも、同時に、「私ができること」の限界に、だんだんと近づいているようにも感じるのです。

どれだけ練習しても指のまわらない曲。最終巻までいけないだろう、教則本。

私の限界点はどこなのか。それは、いつやってくるのか。

今はまだわからないけれど、その日が来たなら、その時の自分にできることを丁寧に磨きながら、生涯、ヴァイオリンを弾き続けたいです。

これからの指針がわりに、私がヴァイオリンでできるようになりたいことを書きとめておきます。

ひよっこの分際で早々とこんなことを考えるなんて、志が低いと思われるかもしれないし、限界を考えず、真剣に音楽と向き合っているひとに対し失礼ではないかと心配ですが、つまずいた時や焦りを感じた時に、確認できたら、と。

(書きながら、恥ずかしい)


ひとつめ。

カイザーの修得。時間をかけ、曲ごとの要点を押さえ、きちんと弾きこなせるようになりたい。

クロイツェルまでいけなくてもいいから、カイザーを、家で、ひとりでも練習できるくらいに。


ふたつめ。

#ひとつから3つ、♭ひとつから3つ、ハ長調の7種の指遣い(1stポジション、2ndポジション、3rdポジション)を身体に覚え込ませたい。初見の楽譜を渡された時に、おろおろしないように。


みっつめ。

いつか音階教本にとりかかり、ねちねちしつこく練習したい。


よっつめ。

難しいと思うし、叶うかもわからないけれど、「ヴァイオリンの音」を出せるようになりたい。


いつつめ。

ヴァイオリンを習っているひとがよく弾く定番の曲を1曲ずつ覚えて、アンサンブルを楽しめるようになりたい。

今まで弾いた曲でいえば、「カノン」や「G線上のアリア」。

これから挑戦したいのは「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「2つのヴァイオリンのための協奏曲」など。


こうして並べてみると、ヴァイオリンでしたいことはまだまだたくさんあって、6年目に入った今も、ほんのすこししか叶えられていないことに気づかされます。がんばろう。

その先のことは、これらの目標を達した時がきたら考えよう。


もし、いつか、なんらかの事情で教室に通えなくなった時、ひとりで練習して続けられるくらいの技術を、教わる先生がかわった時、1から学び直すことにはならないくらいの技術を身につけられたら、と思います。

今年も、自分のペースで、しかし甘えすぎないように、ヴァイオリンを楽しんでいきたいです。