ヴァイオリンレッスン

ここのところ、ヴァイオリンに触れていたのは、1日平均30分くらい。

「平均」なので、1時間半弾いた日もあれば、楽器ケースを開けなかった日もありました。

梅雨時だし、楽器に風を通すためにも、すこしずつでも毎日練習をしようと思います……。

そんなわけで、レッスンに行く前に、サイレントヴァイオリンで課題曲を弾いていました。

それから、同じく練習不足の夫とバトンタッチ。

もうそろそろ練習を切りあげてレッスンに向かおうかな、という時に、携帯にメールが届いていることに気づきました。

差出人は、ヴァイオリンの先生。

『今日20時のレッスンですが、前の生徒さんがお休みになりましたので、もし早く来られそうでしたら19時~、または19時半~いかがですか?』

すでに時は19時20分、今すぐに家を出たとしても19時50分の到着になってしまいます……。

(いつもは、前の生徒さんが先生のご自宅を出る、20時10分に着くようにあわせています)

タイムスタンプは16時半。3時間以上メールを放置していたようです。

ご都合がありましたら20時でもとあったけど、他に予定はなく。先生、ごめんなさい……。

謝罪のメールを入れてから、あわてて出ました。

レッスンの前に、先生に発表会で弾く曲を相談。

人生のメリーゴーランドの楽譜をお見せすると、曲集を探してきてくださったんですねと、曲集を観察しはじめる先生。

出版されて間もないのか初めて見る曲集みたい。

先生のお知りあいのかた(先生仲間)が監修にあたっているとのこと、「先日ゆずさんが来てくださった弦楽演奏会にも出演していましたよ。縁を感じます」と、しばし歓談に花が咲きました。

メジャーな曲をヴァイオリン2丁+チェロで易しく弾けるようにとアレンジされた曲集で、「私も買おうかな」と曲集名をメモされていました。

発表会にと選んだ人生のメリーゴーランドは、先生も好きだそうです。

先生が担当してくださる3rdは譜面上ではチェロになっているけれど、「オクターブをあげたり工夫すればヴァイオリンでも大丈夫でしょう」とOKが出ました。

前回とおなじく1st、2ndどちらとも弾けるように練習して、それからパートをわけます。

昨年は私が1stだったので今年は夫が1stです。


♪ト長調の練習曲(3曲)

最近は、曲を弾く前にこの3曲を弾いています。

2番はよく弾けているとのこと。

E4(1st)を伸ばす半音高いドは、E1の指とネックを持つ親指をキープしたまま弾く。

(他の指は好きに動いて大丈夫)

音域があがってゆくにつれて、山場をつくるように音量をあげていく。

この曲では先述の半音高いドが一番の山場になるから、弓元から弾ける状態に持ってゆく。

3番は3拍子の曲。小節はじめの2音すべてにスラーを追加して練習。

半弓、半弓(ダウン)→全弓(すばやくアップ)で元弓に戻すように。

3拍子ではよく出てくるボウイングだそうです。


♪ララルー(Words & Music by Peggy Lee And Sonny Burke)

前回から引き続いての曲。夫とも息が合ってきたようで、無事に合格。

(アドバイスをいろいろといただいたはずだけど、忘れかけています)

レッスンでは、夫と合奏する機会も多いので自然と合図についてもよく教えてもらいます。

いつもはブレスのあとにテンポにあわせて弓をすっとあげるのだけど、今回は3拍子の曲なので、ブレスのみで。いち、に(ブレス)、弾きはじめるという感じ。


♪フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(B.ハワード)

4拍子で弾かれることもあるけれどこの教則本では3拍子で弾きます。

明瞭に弾くとゆるやかさに欠けるので8分音符は優しく撫でるように。

G1ラ→D1ミ→D1ミはおなじ指でシフトするので、ぼやけないようにはっきりと弾く。


♪皇帝円舞曲(J.シュトラウス)

はじめに必ず通して弾くのだけれど練習不足がたたってぐだぐだ……。

ワルツなので堂々と軽快に。スタッカート部分はもちろん、ところどころ弓をはずませて。

弓元から3分の1を使って跳ねさせるとのこと。

ソシー、シファーの部分は弓元から全弓を使ってのフォルテ。

A1シ、D1レ、A1シは隣弦のおなじ指なので2弦一緒に押さえる。


♪3rdポジションの練習

カノンで使用するので、練習前にスケールの確認。

4分音符でのスケール、1stから3rdへのあがりとくだり、最後に16分刻みでのスケール。

とくに16分刻みでのスケールは練習前にしておくと、カノンが楽に弾けるようになるそう。


♪カノン(J.パッヘルベル)

前回はD、F、G、Iと32分音符部分と3rdポジション部分を重点的にみてもらったので、今回はD、F、Gを中心に。今回も何も、ほとんどおなじところ……。

カノンはFとGが難所なのだそう。私にとってはDも充分難しいです。

AからGに移弦して半音高いドを弾くと、不自然かつ怪しい音に……。

A2を押さえている間にG4近くへ薬指を伸ばして準備するとのことだけど、きついよう。

最後に、先生が1stを、私と夫とで2ndを弾いて、Dまで通しました。

Cの終わり部分が(きっと他にもちょろちょろと)崩壊していました

他のひとと合わせられるのか激しく不安です……。