文鳥のお見舞い

夕方に、入院中の文鳥のお見舞いに行ってきました。

昨年、違う病院に入院していた時は環境が変わったストレスからか、はたまた注射の多い治療に落ちこんでしまったのかごはんも食べず、入院して3日目、先生から「衰弱が酷いので様子を見にきてどうするか決めてほしい」といわれ、くちゃくちゃのちり紙みたいになった文鳥を連れ帰ったことがあり(家に帰ってから、よろよろしながらもごはんをついばみはじめ、体重も3日ほどで戻りました)、以来「この子は甘やかして育てたから入院できない性格に育ったのかも」と思いこんでいました。

今回の入院でも衰弱してしまわないかとても心配だったのだけれど、私と夫をひとめみたとたんに、虫籠ごしにぴょんぴょん飛んで反応してみせたり(連れて帰ってほしかったのかも?)、夫がちちちと鳴いてみせるとちちちと鳴いてこたえたりと、入院前より元気そうで安心しました。

ごはんもちゃんと食べていて、体重も23グラムに戻りつつあるそう。

今は酸素室に入っているのだけれど、酸素を切り通常の状態に戻しても問題がなさそうであれば退院しても大丈夫でしょうとのこと。

この様子なら明日の夜か明後日には退院できるかもしれないと聞き、嬉しかった。

文鳥が帰ってきたら、ヴァイオリンの練習へもなかなか行けなくなりそうなので、今夜にも出掛けてこようと思います。

震災以来(否、その1週間前から)弾いていなくてレッスンも2回ほど休んでしまっていたから、できなくなっていたり、忘れてしまっていることもあると思う……。

お風呂に入ったあと、爪を深めに切って、調弦を兼ねて楽器を点検。

地震が怖くてケースに入れたまま窓の下に放置していたのだけれど湿度がすこし高かったみたい。

弦もだるんだるんに伸びきっていて、あわてつつ風を通しています。

大切にしていたつもりだったのに、粗雑に扱ってしまっていて我ながらショック。

ヴァイオリンさん、懲りずに、今日からまたよろしくお願いします。